死を受け入れるということ

※重いです

家の断捨離をしていたら、小さい頃(と言っても小〜中学生?)に作っていた切り抜きノートが見つかった。中には当時買っていた雑誌の好きなモデルさんたちと、三浦春馬くんの写真がB5ノートいっぱいに敷き詰められていた。以前どこかの記事で触れたかもしれないけれど、私が初めて好きになった芸能人は三浦春馬くんです。

好きになったきっかけなんてよくわからないけれど、気づいたら「好きな芸能人」に三浦春馬の名前を挙げていた。多分ごくせん→ブラッディマンデイサムライ・ハイスクールの時のビジュアルがどタイプだったんだと思う。手足が長くて、努力家で、くしゃっと笑う笑顔が大好きだった。どうでもいいけど、初めて憧れの人の熱愛報道を経験したのも三浦春馬くんだ。最初こそショックだったけれど「かっこいい人に彼女がいないわけない」「恋愛するなんて普通じゃん?」と誰に対しても思えるようになったので感謝している。

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同じ時期にブレイクした俳優さんは仕事を選びがちだった一方で、春馬くんに関しては「それやる??」みたいな役も結構なんでもやっていたと思う。追い込み型だったんだろうか。真面目で誠実で努力家、という言葉が日本一似合う人だった気がする。小学生だったから年齢をあまり気にしていなかったけれど、ごくせんとブラッディ・マンディを演じたのは18歳で、今の那須くんより年下だ。ラストシンデレラは23歳。今の私と同い年。「若いのに凄い」と、三浦春馬くん関連のインタビューでいろんなスタッフから言われていたが私もそう思っていた。全部エンタメ媒体で得た情報でしかないけれど。

大学生になってから、何回か生で見たことがある。感じたのは「年齢の割にシワが多い」だ。スタイルがいいと思っていたけど生で見ると骨??と思ってしまうくらい手足に肉がない。頬もこけていて、確かに笑った顔は綺麗だけどどこか覇気がないというか、笑いジワの多さにちょっと衝撃を受けた。同じアミューズ佐藤健はびっくりするくらい若返っていたのに。見ていて辛くなるくらいガリガリな憧れの人を知ってしまったショックで、しばらく出演作を見れなくなった。

だから亡くなったと聞いたときも、正直「そっか…」以外の感想がなかった。意外な気持ちはなかった。実はそこまで好きじゃなかったのか…と考えたりもした。「不審死だ!」とか「事務所は何かを隠している!」とか騒げるファンは元気だなーとさえ思っていた(ごめんなさい)。怒りはエネルギーがないと出てこない、というのは今回の学びだ。別に理由なんてなんでもよいし私にわかるわけがないけれど、死ぬ、という選択肢しか見えなくなってしまったことがただただ悲しい。これは今も思う。

なんかでも、思ったよりも悲しみが湧いてこない理由は、いまだ現実として受け入れてないからなんだろうなと今日切り抜きノートを開いて感じた。実はあれから、出演ドラマも、アミューズ関連の映像も、キンキーブーツの追悼映像も何もかも見ていない。見ていないというか、見れない。心が受け付けていないからおすすめに出てきてもタップできない。無意識のうちに全部全部避けているんだなーということに今日気付いてしまった。そういうルールを作ったわけではないのに、勝手に避けている自分がいる。

どこかのタイミングで急に実感するのだろうか。その時凄く悲しくなるのかな。

もし凄く悲しくなるんだったら、実感しないままでもいいのかなーと思うなどした。